留学先大学:台湾・静宜(せいぎ)大学(Providence University)
これからもまた新しい挑戦をしたい
- 留学先大学:
- 台湾・静宜(せいぎ)大学(Providence University)
- 留学期間:
- 2019/09/04〜2020/01/19(2019年度秋学期)
- 履修科目:
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- History of Western Thought
- Economic History of Contemporary Taiwan and Japan
- Bible as Literature
- American Literature
- British Literature III: Neo-Classicism to Romantic Period
- Practical Audio-Visual Chinese 1
私は、2019年9月4日から2020年1月19日まで、交換留学生として台湾台中市にある静宜大学で学びました。上記が履修科目です。
私はそれまで海外へ行ったことがなく、正直どこでもいいので海外の大学で学んでみたいと強く思っていたときに交換留学の話があり、迷わず申込みました。
交換留学大学は韓国か台湾。どちらか迷いましたが、台湾といえば物価が安いイメージだったので、留学にかかる費用は30万円くらい(渡航費、ビザ申請費用、滞在費含めて)で大丈夫だろう、そうであれば韓国に比べて圧倒的に安いはず、と思って台湾の静宜大学を選択しました。留学費用については、実際は韓国に比べて「圧倒的に安い」ということはなく、結局大差はなかったみたいですが。
台湾での生活
台湾では、朝昼晩、外食が基本です。学生寮や学生向けアパートだけでなく、部屋にキッチンがあるアパートがとても少ないのです。ご飯が美味しいからね!と言われたことも台湾に決めた理由の一つだったのですが、やはり三食外食となると日本食が恋しくなります。
台湾の料理に必ずといっていいほど入っている八角というスパイスが苦手な私は、麺、米、鍋(他のものに比べ少し値段が高い)、餃子のどれかを選んで食べていました。値段は日本に比べると安くて、1食だいたい240円程度で食べることができます。
授業について
授業の中には現地の台湾人学生が殆どのクラスもあって、最初は戸惑いましたが、それでもなんとか頑張ったことが評価されたのでしょうか、最後に単位はすべて取ることができました!
また、中国語の授業では、スコットランドやスペイン、インドネシア、ドイツ、インドなどからの留学生がいました。日本旅行を計画している留学生がいたので、思い切って私から話しかけたところ意気投合、それからは一緒に外出したり、彼女を通して中国語クラス以外の友達もできました。
いろいろ苦労もありましたが、思い返すと絵に書いたような留学生活を送れたように思います。10人以上いるグループでいろいろ一緒に行動しましたが、日本人は私一人だけ、おまけに他の留学生はみんなネイティブレベルの英語を話すことができましたし、特にヨーロッパ圏の学生は話すスピードが本当に速いのです。
最初のころは彼らが言っていることを理解するだけでも大変な上に、私の英語が通じない場面もありました。でも限られた留学生活です。そんなことでめげてはいられません。しがみつく思いで必死に英語を話し、友人とのコミュニケーションを図りました。その内にすっかり仲良くなって本当に居心地がよくなりました。その時は本当にしんどかったですが、今はいい思い出ですし、自信にもなりました。
最後に
台湾留学は渡航費も生活費も欧米諸国に比べて安価に済みます。が、ここで注意することが一つ。留学生の多く、特にヨーロッパから来た留学生は台湾を拠点にして、ごく気軽にフィリピン、香港、韓国、日本、中国などに旅行に出かけるのです。
私は経済的な余裕が余りなかったので彼らに誘われても断ることが殆どでしたが、これから台湾の静宜大学に交換留学で行こうと考えている人は、友人との旅行費用も含めて資金計画を立てておかれる方がいいと思います。