Sonoma State University【ソノマ州立大学(アメリカ)】での海外研修体験
研修先大学の授業でもMICでの経験が活きる!
授業はMICの授業スタイルと似ていました。MICでの授業の経験があったからこそ、研修先でも、とても授業を受けやすかったです。
Grammar, Speaking, Reading, Writing の英語のクラスの他に、選択授業というものもありました。例えば、English Through Mediaというコンピューターを使ったクラスやMulti-Cultural Workshopというクラスがありました。そのクラスでは、アメリカの部族や文化を学ぶことができました。中でも、Service Learning というクラスが興味深かったです。
どのクラスでも、発言を求められました。そして、グループでプレゼンテーションを作って発表する機会が多くありました。フィールドワークなどもあり、実際に自分の目で見て、聴いて、話して、感じることができました。先生方も工夫をこらした授業や親身になって相談に乗ってくだり、とても心強かったです。
1週間のスケジュール例
- 午前中は英語のクラス、午後からは選択クラスでした。
- 毎週水曜日の15:00〜はMICの学生のために、ポートフォリオ※作成のためのクラスを開講してくださいました。
- 私は、毎週月曜日の放課後に幼稚園と小学校へボランティアに行っていました。
- 土曜日に、ボランティア関係の行事、現地の学生主体のday tripなどが行われることもありました。
- ポートフォリオとは?
クラスメートとの助け合い、現地大学生との交流も多くありました。
クラスメートは韓国や中国、日本からの留学生でした。アジア系の方が多かったのですが、助け合いながら授業に取り組むことができました。休み時間には、英語を使って、「この英語のフレーズは日本語では何て言うの?」というように、お互いに言語を教え合うということもしていました。授業以外にも、毎週行われる活動があって、現地の大学生と会話や交流ができる機会もたくさんありました。
授業外では、幼稚園でのボランティアと小学生の宿題のお手伝をするボランティアに参加しました。授業や実践的な活動を通して、アメリカの現状を知ることができました。
「あなたは何のためにここへ来たの。もっと話をするべきよ」の言葉で奮起
海外研修での経験は、自分を前向きに変えてくれました。
実は、留学した最初の1ヶ月は、自分から話すこともできませんでした。ですが、ある日、ホストマザーが言ってくださった「あなたは何のためにここへ来たの。もっと話をするべきよ」という言葉に、このままではいけないと思い、そこから、毎日目標を決めて、自分から発言をするようになりました。主義主張をすることがあたりまえの環境の中で、精神的にも鍛えられました。
また、現地の学生との一週間のアウトドアトリップの経験も自分を大きく成長させてくれました。アメリカの学生は、小さい頃から、休暇を利用して、家族でキャンプやハイキングをすることが多いと聞きました。彼らは、とてもたくましく、ユーモアに溢れていました。この経験は、一生の思い出になりましたし、英語力だけでなく、アメリカの国民性や文化、ライフスタイルも学ぶことができました。
研修中、研修を控える後輩へメッセージ
“行動する”ことが海外研修における最大のポイントではないかと思います。私も、海外研修中、一歩前に出ることで、不安や悩み、恐れ、恥ずかしさは解消されていきました。
自分の言葉で伝えることと一歩踏み出す勇気を持って、多くのことを経験できることを祈っています。
今後の目標は「魅力のある人間になること」
海外研修で、たくさんの素敵な方々に出会い、助けられました。アメリカの人々の家族を思いやる姿や学生のたくましさにも感銘を受けました。この貴重な経験を心の糧に、勉学に励み、内面を磨いていきたいと思います。そして、成長した姿で、再びアメリカへと行くことができるよう努力します!