San Diego State University【サンディエゴ州立大学(アメリカ)】
人種が多様で活気あふれるキャンパス!
私はアメリカのサンディエゴ州立大学に通っていました。大学施設は充実しており、勉強や資料探しに便利な広大な図書館から、ジムやプール、ボーリング場などがあり、充実した余暇の時間を過ごすことができます。もちろん学生は無料で利用することができます。
また、学生数が多く、人種も多様で非常に活気に溢れています。加えて、大学主催のイベントが非常に多く、日中から週末まで多くのイベントが催されているため授業外でも様々な学生との交流の機会が多くあります。
プログラムについて
英語のクラス分けは101から106までの6段階でした。
初期設定のプログラムはIntensive English for Communication (IEC)ですが、より難易度を上げてアカデミックな内容の授業を受けたい場合は、English for Academic Purpose (EAP)に変更することをお勧めします。宿題も多く、授業で扱うトピックも難しくなりますが、英語を学ぶ環境としてはベストです。
プログラムの名のとおり、周りにはアメリカの大学への入学を前提に英語を勉強している、ネイティブと遜色のない学生ばかりです。また、IECに日本人が多く、EAPにはほとんど日本人がいない印象でした。私は105のEAPだったので、毎日必死になって授業についていきました。研修を終え、英語を運用することだけでなく、ひとりの人として大きな自信を持つことができました。
サンディエゴ州立大学語学研修プログラムサイト授業は難易度の高いものでしたが、非常に充実した楽しい時間でした。なぜなら、学生たちが主体性を持って授業に参加し、先生と共に授業を作り上げていたからです。積極的な質問や活発なディスカッション、トピックに対して国ごとの違いを共有するなど、私はそれらの能動的な授業に感動しました。
セメスターの終わりには、自分の出したアイデアをもとに、グループでの活発なディスカッションを起こすなど、私自身も能動的になって授業に参加することができました。
毎週金曜日のオプショナルクラスは、サンディエゴの名所に行けるのでぜひ授業に登録することをお勧めします。例えば、メキシコ情緒あふれるオールドタウンや、非常に広大で多種多様な動物を飼育するサンディエゴ動物園など、大体の観光地はオプショナルクラスだけで周ることができます。
観光について、私はカリフォルニア州のヨセミテ国立公園とメキシコのティファナという所に行きました。ヨセミテ国立公園といえばノースフェイスのロゴのモチーフになった「ハーフドーム」と呼ばれる岩壁があります。それ以外にも滝やセコイアの巨木など、豊かで広大な自然があります。
ただ、アクセス方法は入念な計画が必要です。私たちは片道800キロ越えの超ロングドライブをしました。日本だと、宮崎から大阪ぐらいまででしょうか。アメリカの広大さを知るには充分すぎるほどでした。
ティファナに行った時は、メキシコ出身の友達とクラスメートで行きました。ティファナはサンディエゴ、アメリカとメキシコとの国境に面する街です。カジノやローカルの商店街、アメリカとの国境沿いの壁を観光するなど非常に新鮮な体験をしました。何より、本場のメキシコ料理は言葉にできない美味しさでした。しかしながら、安全面を考慮すると、ローカルの友達がいない場合は、行くのを避けるのが無難です。
柔軟な思考、前提を疑うクリティカルな思考を養うことができました。
海外研修を終えてみると、私は本当に多くの価値観や異なる視座に触れることができたと感じます。それは年齢や人種、宗教や抱えている歴史などたくさんのバックグラウンドによるものです。
この経験を通して、柔軟な思考、前提を疑うクリティカルな思考を養うことができたと思います。
そして、他国の学生との議論から、公的な問題に関心を持つようになりました。今後は将来を設計するときに、自分のやりたいことだけでなく、社会にどう関わるか、社会にどう自分を還元していくかを考えていきたいです。
留学を考えている方、研修を控える後輩へメッセージ
留学を計画している、また控えているみなさん、恥をかくことを恐れることなく、自分の殻を破って思いっきり楽しんできてください。