University of Otago【オタゴ大学(ニュージーランド)】
研修先大学の授業でもMICでの経験が活きる!
私が通っていたオタゴ大学は、雰囲気がMICと似ていて勉強しやすい環境が整っていました。
授業は午前と午後に分かれていて、午前中は英語の基礎(Speaking, Reading, Writing)を集中的に行い、午後はTOEICかIELTSを選択して受ける授業だったので、私はTOEICの授業を選択して受けていました。私はTOEICの点数を上げることを留学の目標の一つにしていたので、このクラスは私にとってとても役に立ちました。
英語のクラスのレベルは5段階になっていて、テストの成績によって2ヶ月ごとにクラス替えがありました。クラスのレベルが上がるごとに日本人の生徒数が多くなっていたのが特徴的で、最終的に私のクラスは半分が日本人、残り半分が様々な国から来た留学生という感じでした。
また、先生のサポートの元、現地のボランティア活動に参加して日本ではできない多くのことを経験できました。ボランティアでは、普段あまり話す機会のない地元の人たちとお話をすることができたり、ニュージーランドならではの人の優しさに触れることができました。
1週間のスケジュール例
- 午前中は英語の基礎(Speaking, Reading, Writing)
- 午後はTOEICの授業を選択して受講
- 英語のクラスのレベルは5段階。テストの成績によって2ヶ月ごとにクラス替えあり!
- ILC=the Independent Learning Centre(自主学習)LL=the Language Laboratory, or the listening place(リスニングの授業)CS=コンピューター室での授業(主にライティングについて学ぶ授業)
一番の成長は、行動力が身に付いたこと
日本では周りの意見に合わせることが多く、自分の意志で行動するということはそこまで多くありませんでした。また日本にいるときは、意見を持ってはいても、別の意見だと思われるのが怖くて自分から相手に伝えようとはしていませんでした。
しかし海外では、自分から行動しないと相手はわかってくれないし、相手から意見を求められることが多くて苦労しました。
最初のころは、「本当のことを言って迷惑だと思われたらどうしよう」と、とてもネガティブに考えていたのですが、そのことをホストファミリーに伝えると、ホストマザーは「言ってくれないとわからないから思ったことを言ってね。」と優しく言ってくれました。このホストマザーの言葉がきっかけで少しずつ自分の意見を伝える努力をするようになり、留学前と比べると行動力が身についたと思います。
研修中、研修を控える後輩へメッセージ
私は研修が終わる直前に、あれもしておけばよかったなと後悔したことがたくさんありました。
特に、ホストファミリーとの時間をもっと大切にすればよかったと後悔しています。最初の1ヶ月くらいはホストファミリーに様々な場所に連れて行ってもらい、ご飯もほとんど一緒に食べていました。
ですが、時間が経つにつれて、留学先の生活にも慣れてホストファミリーと過ごすよりも友達と過ごす時間が多くなり、帰国1か月前に「もっと考えて行動すればよかった」と強く後悔したのを今でも鮮明に覚えています。いくら後悔しても時間は戻ってきません。皆さんには私みたいな経験はしてほしくないです。4ヵ月後、悔いが残らないように、勉強、遊び、すべてのことに全力で取り組んでください!
今後の目標は「積極的に英語を使うこと」
ニュージーランドではボランティアや学生団体のイベントなど、英語を使用するアクティビティに自分から積極的に参加してきました。ですから、環境は変わっても、自分から国際交流イベントやボランティアに参加してみたいと思っています。
また、留学先で出来た友達のところに遊びに行くことが将来的な目標です。学校で仲良くなった友達のところに遊びに行くのはもちろんですが、ボランティアを通しても多くの出会いがありました。いろんな国に友達ができたので、卒業までにこの目標を達成することは難しいと思いますが、将来的には達成したいと思っています。