宮崎国際大学公式マスコット
キャラクター MIU(ミウ)
アメリカ文学・英語教育・異文化理解
早瀬 博範 Hironori Hayase
出身地 | 日本 |
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担当教科 | アメリカ文学、 英文学、 北アメリカの思想と文化など |
文学作品を楽しみながら英語力を磨く
早瀬先生の授業は、とてもわかりやすく、
退屈させない工夫がいっぱいなんだ!
アメリカ文学は、英語が好きで、アメリカのことをもっと深く知りたくなり、大学の時に出会ったアメリカ文学のおもしろさ、奥の深さ、チャレンジ精神に魅了されたためです。また、英語教育は、いかに日本人の英語力を上げ、国際社会で通用するコミュニケーション能力を育成するには、どのような教育方法や教育体制がいいのかを実践、研究する必要があると思ったためです。
文学作品は、その国で生活している人々の生き方、考え方を描いたものであり、その国の歴史、思想、文化などから生まれるものだと考えられます。アメリカ文学は、アメリカという文化的土壌から生まれたものです。アメリカやアメリカを知るには、最も有効な題材と言っていいでしょう。さらに文学作品は、さまざまな人間の営みを色濃く反映していますので、人間の生き方、考え方、価値観などを学ぶにも優れた教材です。しかも文学作品は、ストーリーがあるので、それらを楽しみながら学ぶことができるという大きなメリットがあります。
授業は、学生の興味、能力、目的にあったものになるように、毎時間工夫をしています。決して教員だけの一方通行の講義にならないように、対話的な授業、退屈させない授業、そして、わかりやすい授業になるように心がけています。特に本学は、日本で聴いても難しい専門的な内容を英語ですべて行っていますので、わかりやすさを大切にしています。目標は、学生が専門的な課題を英語でディスカッションしたり、英語のエッセイを書いたりできるようになることを目指しています。いい授業をするには、しっかりした研究があってのことです。そのために新しい事柄を学びながら、授業にも役立つ研究をしています。
Pick Up 授業
文学作品の解釈
英語教育関連
なんと言っても、4年間のほとんどの授業を英語でやっているという、日本では大変ユニークな大学という点です。英語力をつけるというのが目標ではなく、英語を使いながら、専門的な内容を学ぶことで、中身のある英語を使えるグローバルな日本人を育てようとしています。その目標達成のために、7割の教員が外国人で、私はここでは少数派です。よって毎日が英語圏に留学した状態と言え、英語が自然と身についていきます。英語を身につけるには、最も理想的な環境です。しかも小規模な大学ですので、教員と学生の距離が近いため、アットホームな雰囲気ができあがっています。
英語を身につけたい人には、理想的な環境です。英語で、専門的な内容を話したり、みんなでディスカッションできる能力を身につけることができます。さまざまな情報が英語で飛び交っている時代です。これからのグローバル社会ではどんな分野で働こうとも、英語は誰でも身につけてほしい技能です。
早瀬先生から
Hironori Hayase Profile
- 広島大学大学院文学研究科博士課程修了 文学博士
宮崎に来て2年目ですので、目下、宮崎の魅力を発掘中です。休みの日には、できるだけいろんなところへ車で出かけるようにしています。そして宮崎には、海の幸、山の幸とおいしいものがたくさんありうれしくなりますね。おいしいものを見つけてきては、それを使って料理し、おいしいワインを飲むのが週末の楽しみです。
宮崎の魅力は、一直線にどこまでも続く白い砂浜ですね。今年の元旦には、何年か振りかで、家族で初日の出を見に出かけました。家から10分も行けば絶好の場所があり、感激しました。
Every cloud has a silver lining.
黒い雨雲もよく見ると、周りは太陽に光を受けて銀色に輝いています。それがsilver lining(銀色の裏地)です。今は苦しいかもしれないが、それでも明るい未来が必ずそこにあるのだから、あきらめずに希望を持って頑張れば、必ず乗り越えられるというメッセージです。