宮崎国際大学公式マスコット
キャラクター MIU(ミウ)
保育学・幼児教育学
山下 愛実 Megumi Yamashita
出身地 | 日本 |
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担当教科 | 保育原理、 保育者論、 幼児と言葉など |
山下先生が教えるのは保育や幼児教育について。
小さな子どもと関わる仕事を目指すときに
必ず学びたい内容だよ!
学部生のときにさまざまな保育の現場に足を運び、子どもの生きる世界のおもしろさや子どもの育ちに関わる保育者の思い・子どもに向ける保育者の温かいまなざし、保育の環境の大切さに触れたことがきっかけです。保育の世界の奥深さに引き込まれていきました。
人が生まれながらにして持っている育つ力を知ることができること、子どものまなざしから世界を捉えなおすことで何気ない日常のおもしろさや不思議さが見えてくることです。幼稚園や保育所、こども園での子どもの生活には、初めて出会う人やもの、出来事との関わりがさまざまな場で生じています。そのため、保育現場で子どもと生活をしていると、子どもの“心が動く瞬間”を共にすることができます。
生き生きとした子どもの姿に隠された子どもの発見に着目すると、大人とは違った見方・感じ方をする子どもの育ちと、その育ちを支える幼児教育のあり方が見えてくるかもしれません。
保育現場で子どもの姿を観察したり、保育者へのインタビューを行ったりする中で問いを立ち上げていくこと、子どもや子どもに関わる事象を分析する際には子どもの視点に立って思索することを大切にしています。また、子どもの言葉を聴き、子どもの見ている世界や感じている世界を共にしようとすることを通して、子ども理解につながる温かいまなざしを育んでいきたいと思っています。
Pick Up 授業
保育原理
少人数制で一人ひとりに合った丁寧な支援を受けることができます。また、同法人附属こども園の子どもたちと一緒に虫探しをしたり、遊んだり、キャンパス内を探検したりすることを通して、子どもと実際に触れあい、関わりながら保育の学びを深めることができます。
また、自分の夢に向かって専門的な学びを深めることができると思います。宮崎国際大学には「保育者になりたい」「教師になりたい」「子どもと関わる仕事に就きたい」という思いを持った学生が多く集まり、共に学びあえる環境があります。その環境の中で、学ぶことの楽しさに触れていってほしいと思います。子ども一人ひとりがしあわせに歩んでいくために何が自分にできるのか、一緒に見つけていきましょう。
山下先生から
Megumi Yamashita Profile
- お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻 保育・児童学領域修了(博士(人文科学))
散歩すること。季節の移ろいを感じながら歩いています。
自然豊かなところ。キャンパス内では学生がトマトやなす、スイカ、じゃがいもなど季節の野菜を育てています。スイカを収穫した際には、学生と一緒においしくいただきました。
「時間とは、生きるということ、そのもの」
ミヒャエル・エンデ作の『モモ』にある言葉です。初めてこの言葉に出合ったときに、時間の使い方は、与えられているいのちの使い方だと気づかされるとともに、自分が何を大事にして歩んでいるのか、歩みたいと思っているのかを問われたように思いました。それ以来、この言葉を心にとどめています。