海外研修の流れ
留学出発までの流れ
1年次10月:フェア・説明会
◆海外研修第1回説明会・海外研修フェアの開催(10月)
海外研修の意義、基礎的知識を知る
本学のカリキュラムにおける海外研修の位置づけとその意義、5カ国に15大学ある海外研修先大学の紹介、必要経費、渡航に必要なビザ、海外での滞在及び安全対策、その他海外研修に参加するにあたって知っておかなければならない事項が海外研修の手引き(クリックでPDF参照)に従って説明されます。
また、海外研修フェアでは実際に海外研修を終えた3年生の先輩が大学ごとにブースを設け、学習内容から生活についてまで細かく教えてくれます。
◆研修先大学担当者による説明会(随時)
各大学・国の特色を知る
各研修先大学にはMICの学生の面倒を見てくれる担当者がいます。課題の指導をしてくれる先生(サイトメンターと呼ばれます)、International Officeや英語プログラムのディレクター、あるいはその他スタッフである場合もありますが、本学学生のニーズには必ず応えてくれます。
そして、そのような方々が本学に時折来学してそれぞれの大学の説明を行ってくれます。
このような機会を通し、学生は研修先大学やその教育プログラムの特徴、施設や活動、またその国・地域の風土・文化等を日本にいながら知ることができます。 ※来学大学は年により異なります。
2年次4月初旬:フェア・説明会
◆海外研修第2回説明会・海外研修フェアの開催
留学前の準備について、より具体的に説明
海外研修費用、留学保険、航空券、クレジットカード、海外送金用カード等、海外留学をするにあたって必要な準備に関する説明が具体的に行われます。それらを取り扱う会社の担当者が出席し説明するため、その後の申込み等がスムースに進みます。
また、海外研修フェアでは、海外から戻ったばかりの3年生の先輩から直接興味のある研修先大学の話を聞くことができるため、研修先大学を決定するに当たっての絞り込みができます。
2年次4月末:研修先決定
◆研修先大学決定
2年次5~7月中旬:事前セミナー
◆海外研修事前指導セミナー開催(週1回、全11〜12回)
アクティブ・ラーニング形式のガイダンスで異文化対応能力を高める。
本セミナーでは研修先大学やホームスティへの申込み、渡航に必要な諸手続きに関する話があるとともに、長期の海外滞在を円滑かつ有意義に過ごすために重要な異文化対応能力を高めるための情報の提供とガイダンスがアクティブ・ラーニング形式で行われます。
物理的準備は当然ですが、海外留学を有意義にするためには心理的準備が重要です。
本セミナーは学生に物理的及び心理的準備をさせるためのプログラムを組んでいます。
以下がその主な内容です。
- 海外留学の意義
- カルチャーショック
- 文化の違い(習慣・マナー・考え方等)
- ホストファミリーとのコミュニケーション
- 海外での危機管理・安全対策
- 留学保険の重要性
- 航空券の準備
- 研修国への入国手続き(含、ビザ申請)
- 海外研修履修要件及びポートフォリオ(課題)の作成法と論文の書き方
2年次8~9月:出発
◆研修先大学へ出発
2年次12~3月:帰国
◆研修先大学から帰国
留学先での学習内容
ESL(第二言語としての英語)教育プログラムに参加
一例としてソノマ州立大学の週間プログラム(以下)をご覧ください。
※研修先大学でのプレースメントテスト結果によっては、現地大学の授業履修も可能な場合もあります。
※受講した全ての授業をパスすることが求められます。ポートフォリオ(課題の論文等をまとめたファイル)作成(必須)
ポートフォリオは以下の3つのセクションに分かれ、学生はそれぞれのセクションに自分が書いたエッセーやレポート、研究論文等(全て英語)を収録します。各セクションに収録される文章の長さ(最低量)は決まっており、それ以上でなければ提出できません。なお、ポートフォリオは評価の上、合否(Pass/Fail)が決まります。
※ESL教育プログラムの修了とポートフォリオの提出(P評価であることが必要)をもって海外研修単位(計14単位)が取得できます。
※ポートフォリオ作成時に選んだトピックや自由研究における研究テーマが卒業論文のテーマになることもよくあります。
課外活動(任意)
- ボランティア活動
- インターンシップ
- 企業見学 等