大いに学問を楽しみ、大いに飛躍できる大学、宮崎国際大学。
宮崎国際大学は、建学の精神「礼節・勤労」を教育理念としています。「礼節」の精神では、自他の人間性を尊重し、自らを律し、他者の立場に立って物事を考えることができることを、さらに「勤労」の精神では、心身を労して全てのことに積極的に努力することをめざしています。このように何事にも真摯に取り組む精神によって、人格の陶冶をめざします。「礼節・勤労」の精神は、現代社会において、最も必要とされる精神です。
宮崎国際大学は、平成6年にリベラル・アーツを学ぶ大学として創立されました。すなわち、幅広い知識を身につけて、様々な角度から思考し、その中で最も効果的な方法を選び出せる総合力を涵養するための大学と言えます。特にメタ認知機能(自分を客観的に理解し、社会の変化に柔軟に対応できる人物へと自分を変化させていく機能)を高め、様々な能力(批判的思考力、観察力、創造力、洞察力、問題解決力、表現発信力など)を磨くことによりグローバル社会で活躍できる人材を育成します。日本人が苦手とする表現・発信力にはどうしても語学力が必要となります。国際教養学部では、多くの外国人教員が皆様の語学力・表現力を飛躍的に高めるサポートも致します。また、海外では、幼児・児童の教育が人生の中でも非常に重要な教育と考えられています。本学教育学部では、優秀な児童教育者を育てることで、海外に負けない児童教育の基盤作りにも貢献します。
ところで、学生諸君の頭(脳)は現在、思春期爆発の状態にあることを知っておいてください。人生の中で最も様々な知識を吸収することが可能であり、冒険心や探求心が沸きあふれる状態になっているのです。ぜひ、その状態を無駄にせず、大いに学問を楽しみ、大いに飛躍してください。私達教職員は皆さんの成長を楽しみにしています。
宮崎国際大学長 村上 昇
村上 昇
1975年 | 宮崎大学農学部獣医学科卒業 |
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1977年 | 東京大学大学院農学系研究科修士課程獣医学専攻修了 |
1980年 | 東京大学大学院農学系研究科博士課程獣医学専攻修了 |
1981年 | 東京都神経科学総合研究所主事 |
1983年 | 宮崎大学農学部助手 |
1987年 | Northwestern University, senior Researcher, U.S.A |
1993年 | 宮崎大学農学部助教授 |
日本家畜繁殖学会賞(島村賞)受賞 | |
2000年 | 東京大学農学部非常勤講師(兼任) |
2001年 | 日本獣医学会賞 受賞 |
2003年 | Journal of Reproduction and Development編集委員 |
2004年 | 宮崎大学農学部教授 |
Journal of Veterinary Medical Science編集委員 | |
2005年 | 宮崎県戦略的地域科学技術振興事業 代表 |
2006年 | 日本獣医学会 理事 |
2008年 | 農研機構生物系特定産業技術研究支援センターイノベーション創出基礎的研究推進事業 代表 |
2010年 | 福井大学医学部非常勤講師(兼任) |
2011年 | 宮崎大学農学部長・農学研究科長 |
宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター長 | |
2012年 | 日本農学賞 読売農学賞 受賞 |
2015年 | 紫綬褒章 受賞 |
宮崎大学学長特別補佐 | |
文部科学省 大学設置・学校法人審議会(大学設置分科会)専門委員 | |
2016年 | 大学評価・学位授与機構 国立大学教育研究評価委員会 専門委員 |
2019年 | 宮崎県文化賞 受賞 |
2021年 | 宮崎国際大学学長 |