令和元年11月15日(金)、本学卒業生ナーイフ・マルズーグ・アルファハーディ(=Nayef M. Al-Fahadi)駐日サウジアラビア王国特命全権大使による特別講演を下記の通り開催します。
- 日 時:令和元年11月15日(金) 16:30~17:30
- 場 所:宮崎国際大学 2-307教室
- 参加対象:本学学生、一般
- 使用言語:英語
講演Title: My First Home in Japan 「日本における初めての我が家」
まるで我が家に帰るように宮崎国際大学に帰ってきました。そこには今も変わらない友人がいて、夢を膨らませた家族がいて、数々の経験や志を形作った真の経験がありました。今こうして皆さんを前に講演する機会を頂き、あの頃の心あたたまる時間や確かな未来を予言するような夜明け、そして私を一人の人間として成長させてくれた人生の一章が思い出されるのです。ここでは私は1人の学生に戻ります。なぜならここで学んだことは決して終わることはないからです。日本とサウジアラビアの関係についての私の理解と、私のこれまでの学びが大使としての仕事を遂行するのにどのように役立ったかをお話しします。
PROFILE
ナーイフ・マルズーグ・アルファハーディ/ Nayef M. Al-Fahadi
駐日サウジアラビア王国特命全権大使
ナーイフ氏は、金融サービスや政府の問題に広く経験を有するサウジアラビアの弁護士であり、公共部門の運営と政策を遂行してきた。
2012年、サウジアラビア・諮問評議会=Shura Councilのメンーバーに任命された。2015年5月東京で開催された『世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット』にサウジアラビア代表団のリーダーとして来日し会議に出席した。
同氏は、サウジアラビア王国の多くの政府官僚の顧問を務めると同時に多数の公的部門・民間部門の取締役を勤めている。またサウジアラビアの未来の若手リーダーを育成する機関『ミスク財団=Misk Foundation』の理事である。
同氏は、現在ガバナンスと商法を専門とする法律事務所のナーイフ・コンサルティングのパートナーであり、さらにサウジを拠点としてガバナンス、リスクおよびコンプライアンス(GRC)に特化した独立組織の『KUBERNAO GRCアドバイザーズ』の創設者でもある。
その前、同氏はNCBキャピタルにて一般理事として会長および取締役会の顧問を務め、同社のガバナンスの枠組み構築、会社法関係事項の企画・遂行について責任を担っていた。
NCBキャピタルに入社以前、同氏はサウジの銀行関係紛争処理委員会の調査員として働き、それ以前は紛争の解決のための委員会の研究者であった。その前、同氏は銀行・金融研究所の教員であった。
同氏はオーストラリアの法律の大学院で二重学位、日本では学士号を取得している。同氏は1999年に比較研究を専門として宮崎県の宮崎国際大学を優秀な成績で卒業した。