2020.03.24

お知らせ

令和元年度 第23回 卒業証書・学位記授与式を挙行しました。

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令和元年3月10日(火)に、「第23回 卒業証書・学位記授与式」を挙行しました。国際教養学部50名、教育学部31名が卒業しました。本年度は一部プログラムを変更し、時間・規模を短縮しての挙行となりました。

山下学長より、

「様々な困難に遭遇する時、為すべきことを探すのは、難しいと感じることもあるでしょう。そのような時、今、自分にできる事は何なのかと多面的に考え、「自分にできる最善を尽くす」ということが必要であると思います。

 このことを考える時、本学の建学の精神「礼節・勤労」を思い出してください。「礼節」の精神では、自他の人間性を尊重し、自らを律し、他者の立場に立って物事を考えることを目指してきました。さらに「勤労」の精神では、心身を労して全てのことに積極的に努力することを目指してきました。「礼節・勤労」は自らの生き方に示唆を与えてくれると思います。

本学での学びを地球社会の発展に貢献されますことを期待しております。「Be a Star」輝く星として、志高く、ご自分の道をひたすらに進み、素晴らしい人生を歩んでいかれることを心から願います。」(一部抜粋)と式辞が送られました。

学長式辞全文はコチラから(PDF)>

続いて、在学生代表が送辞、卒業生代表が答辞を述べました。

(在学生送辞より)

私たち在学生は先輩方のその姿から多くのことを学ばせて頂きました。私たちが悩んでいるときには親身に聞いてくださり、物事を前向きに考えること、自分自身の言動に責任を持つことの大切さを教えて頂きました。そして、いつも笑顔を忘れないこと、先輩方の笑顔はいつも私たちの原動力となり、勉学や学校行事に力を入れることができました。

先輩方は、これからそれぞれ別の道を歩まれます。これまで経験したことのない壁にぶつかり、悩むこともあると思います。その時は思い出して下さい。あの時こんなに努力したんだ。今回だってきっとできる。大丈夫だ。と先輩方らしく自分自身の道を胸張って進んで行ってください。

(答辞より、一部中略)

皆さんは、初めて教室に入った日のことを覚えていますか?

あの日初めて先生方にお会いし、私達の“English Life”が始まりました。入学したてのあの頃、不慣れな英語で一生懸命自己紹介し、想像していた以上に緊張しましたが、私達はあの瞬間、初めて“新しい世界”に触れました。初めての授業を終え、休憩の時間を迎えた時、先生が言った「これが今日の宿題ね。」の一言。あの時、大学生にも宿題があるということを、信じることができましたか?

私は、高校卒業と同時に宿題からも卒業するものだと思っていたため、信じることができませんでした。同じように、先生の一言に驚いた学生がいたことを覚えています。時に、放課後みんなで集まり、多面的に物事を考え、一生懸命計画を立てました。多くの課題にたびたび奮闘し、心が折れそうになる時もありました。しかし、それと同時に、課題や授業のお陰で友人との数々の想い出を作ることができました。友人の存在のお陰で、どんな困難にも立ち向かい、そして乗り越えることができました。

この4年間、時に衝突し悩み、時に涙することもありましたが、今となってはそれもすべていい思い出です。4年間を共にしてくれて、ありがとう。

しかし、努力していたのは私たちだけではありません。皆さんは、論文の宿題には必ず、一人一人違ったコメントが書かれていたことを覚えていますか?毎日、全ての宿題を添削、採点してもらっていたことを覚えていますか?先生方も同じく、自分の研究の時間を割いて、毎日授業内容を考え、私達の宿題や論文を添削し、一生懸命私達の力を伸ばすよう努力してくださいました。

また、拙い英語で理解できず困らせてしまうことも多々あり、何度もオフィスを訪ねることもありました。それでも先生方は、必ず歓迎して私達の話を最後まで聞いてくださいました。私達が何を言っても受け入れ、そして支えてくださいました。これらすべてのお陰で、私達は成長し、今日の自分になることができました。先生方、たくさんの心温かいご指導、そしてたくさんの課題、本当にありがとうございました。

宮崎国際大学での学生生活は、私の想像をはるかに超えた、英語力に留まらない多くの学びを得た素晴らしい4年間でした。皆さんのお陰で、私たちはどんな困難も乗り越え、そして素晴らしい大学生活を送ることができました。今まで私たちを支えてくださったすべての方にお礼を申し上げます。

そして、その感謝のひとつを母に伝えたいと思います。母のお陰で、私はとても素敵な大学生活を送ることができました。振り返ると4年前、私はとても未熟で大学生活に不安ばかり抱いていました。そんな私に、「頭の中に描いた夢は、なんだって叶うの。だから心配せず、何でも挑戦しなさい。お母さんがいつだって支えてあげるんだから。」と言ってくれました。大きな壁にぶつかった時、この言葉に何度も救われ、そして進み続けることができました。

私の抱く夢や考えを、一度も否定することなく最後まで聞いてくれたお陰で、私は自分らしく何の不安もなく宮崎国際大学で学びを深めることができました。今までたくさん心配をかけてきましたが、これからは恩返しができるよう精一杯頑張っていきます。

いよいよ、私達は宮崎国際大学を卒業します。新しい物語を準備して、ページをめくり、新たな冒険へと飛びこみましょう。時には困難に直面し、乗り越えるために苦労することもあるかと思います。ですが、宮崎国際大学で学び、経験した多くのことを糧に必ず乗り越えられる、そう信じています。 

「夢を求め続ける勇気さえあれば、全ての夢は必ず実現できる。」

この4年間、私はこの言葉を胸に様々な困難を乗り越えてきました。そして宮崎国際大学の素晴らしい教育のお陰で、本当に夢を実現することができました。これからも夢を追い求める勇気を持ち、そして信じれば、必ずどんな夢も叶うということを忘れないでください。

皆様、ご卒業おめでとうございます。皆さんの新たな道が洋々たるものでありますよう心より祈っています。

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