令和元年3月10日(水)に、「第24回 卒業証書・学位記授与式」を挙行しました。国際教養学部51名、教育学部39名が卒業しました。本年度は一部プログラムを変更し、時間・規模を短縮しての挙行となりましたが、当日来席できなかった方々にもご覧いただけるよう動画のライブ配信を行いました。
(学長式辞より一部抜粋)
本日卒業され、新たな時代を担っていかれる皆さんに、「あなたの花を咲かせて」という話を贈ります。
渡辺和子氏の著書に「置かれた場所で咲きなさい」があります。渡辺氏は、著書の中で、「どんなところに置かれても花を咲かせる心を持ち続けよう」と記しています。
この4年間私たちは、皆さんに多くの学びの種をまきました。創設者大坪久泰先生がまかれたグローバルな学びに加え、多面的思考やこども達の成長を育む学びの種は芽を出しましたか。
皆さんお一人お一人が、これから向かわれるそれぞれの場所で、本学でまかれた学びの種をしっかりと育て、自分らしい花を咲かせる努力をしていかれることを望みます。日照りが続くかもしれません、風雨が続くかもしれません。それでも花を咲かせるという願いと希望を持ち、勇気を持って歩み続けていかれることを願っています。
続いて、在学生代表が送辞、卒業生代表が答辞を述べました。
(答辞より一部抜粋)
「力は出るもの出せるもの」これは山下学長が教員採用試験対策の際私たちに贈ってくださった、羽仁もと子さんの言葉です。私たちはこれからも変化し続ける社会にそれぞれ人生の一歩を踏み出し、活躍できればと思います。
これから先、きっと辛く厳しいことや困難な状況に出会うことがあると思いますが、この宮崎国際大学で学んだことを活かし、苦しみや困難を乗り越えていきたいと思います。
今年度、私たちの学年で4回目の国際教養学部、教育学部2学部での卒業式となります。両学部で協力し合った大学祭やサークル活動、学友会活動や各学部での様々な活動を通して沢山の思い出を作ることができました。この大学生活での思い出は私にとってどれもかけがえのない思い出です。
全体での式の後は各学部に分かれ、学位記授与、各種表彰、教育職員免許状伝達式を行いました。また、学生が制作した動画の上映や先生方への挨拶なども行われ、和やかな時間を過ごしました。
皆様、ご卒業おめでとうございます。皆さんの新たな道が洋々たるものでありますよう心より祈っています。