私たち「土呂久に集まれプロジェクト」は、令和4年11月25日～27日にかけて、土呂久鉱山跡地整備を地域の方々と行いました。

11月25日は、高千穂町役場を訪問し、財政課の方々にこれから整備活動を行うことを伝えました。財政課の方々からは激励のお言葉を頂きました。

挨拶を終え、土呂久公民館に行き作業前に外で昼食をとりましたが、雲1つない青空で、気持ちの良いスタートをきることができました。

初日の鉱山整備作業は、地域の方々と学生とで自己紹介から始め、当日整備する範囲を決めました。

また、農具の使い方や安全面に関することを地域の方々に説明していただきました。石垣の上の草をかまで刈ったり、木をのこぎりで切るなどしました。石垣の上は学生中心で作業し、石垣の下は地域の方々が狩払い機を使って整備を行いました。慣れない作業も、地域の方々と会話をしながら楽しんで行うことができ、笑い声が溢れていました。

2日目は、朝から昨日の続きを行いました。2日目の目標は、植樹場所の決定と穴掘りまで行うことでしたので、植樹場所の周りを優先して整備しました。

2日目はバングラデシュの方や県庁の方が参加してくださり、昨日とはまた違う雰囲気で整備をすることができました。

また、整備後には県庁の方に案内していただき、砒素公害の跡地を見ることもできました。

最終日は植樹と樹の保護柵の作成を行いました。支柱が足りなくなって地域の方に竹を切っていただいたり、網のかけ方を教えていただいたりと、様々なことを教えていただきました。動物による被害も考慮して、保護ネットは頑丈なものを作ることができました。

また、最終日は多くのメディアの方がいらしており、緊張もありましたが皆で楽しみながら植樹をすることができました。

多くの方々に参加いただき、初めての挑戦を無事終えることができました。学生も地域の方々も外部の方々も全員が充実した3日間であったと感じています。今回で終わりにせず、これからも継続していきたいと考えています。