2023.09.06

お知らせ

タイ・スタディツアーが行われました

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2017年度より、グローバル社会で活躍できる次世代のリーダーに必要な能力を育てる「グローバルリーダーシップセミナー」を英語で行ってきました。
今年度は7月31日(月)から8月5日(土)まで「タイ・スタディツアー」が行われ、3月に行われた同セミナーに参加した高校生から8名、本学からはメンターとして、長澤百花さん(国際教養学部4年)と日髙七海さん(同2年)の2名が参加し、王朝時代からの歴史に始まり、社会問題・移民問題までを、また国際機関、企業がどのようなことを行っているのか等を学びました。

≪UNESCOバンコク事務所にて≫ タイと周辺国におけるSDGsの取り組みや、教育等について貴重な話をたくさん聞くことができた。

参加した本学学生の一人、長澤百花さん(国際教養学部4年)の感想をご紹介します。

「国連等の国際機関で働く人々や、政府の手が届かない人々に、ボランティアで支援を行う団体で活動している方々に会い、直接お話を聞けたことがとても良い学びになりました。タイには日本とは比べ物にならないくらいの格差があることが分かりました。
また、ミャンマーから来た移民労働者の人々は労働力として搾取されたり、犯罪の被害者になっても言語の壁や賄賂などによって正当に扱ってもらえないことがあることも分かりました。このような事実を直接被害に遭われた方々から聞いた時、怒りや悲しみと同時に、やるせなさを感じました。ですが、そのような現状を無視するのではなく、学校や職業訓練などの教育を提供したり、被害に遭った方々の安全のために、警察に代わって犯罪に立ち向かっていく人々の姿を見ることができました。
このスタディツアーを通して、タイの『光』と『闇』を同時に学ぶことができました。著しい発展の一方で、搾取や格差が起きているということを知りました。
来年から私は会社員になりますが、今回のスタディツアーで学んだことを生かし、『多面的、国際的に物事を考え、現場に出向き実際に行動する』=”Think Globally, Act Locally”の考えを大切にして働きたいです。」

現実を目の当たりにし、たくさんの刺激をもらった長澤さん。これから迎える社会人生活でも今回の経験をぜひ生かしてほしいと思います。

この模様は9月2日(土)のUMKテレビ宮崎「U-doki」でも放送され、関心の高さがうかがえました。

≪Labor Right Protection Network (労働者の権利保護ネットワーク)の学校≫
ミャンマーからの移民労働者の子どもたちがタイ語やミャンマー語、算数を一生懸命に勉強していた様子が印象的。笑顔が素敵で、歌で見送ってくれた。

≪アユタヤ遺跡≫ アユタヤ王朝時代の回廊や王族の墓を見学。遺跡を訪れる際のマナーなどについても学ぶことができた。

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