国際教養学部1年生対象に開講されている「観光入門」（Raweewan Proyrungroj教授）のご紹介です。
この科目では、観光や観光商品、観光客、観光資源などの定義、それらの分類と様々な特徴を学びます。
また、観光のメリット・デメリットを学び、デメリットの防止・軽減策を提案するなど、観光産業について様々な要素の学習・分析をし、オルタナティブ・ツーリズムを軸とした旅行の作成を行えるようになることを目指します。

今期のクラスは7名という少人数で行っています。教員と学生の距離が非常に近く、インタラクティブな授業となっています。

この日のトピックは「Positive and Negative Impacts of Tourism」でした。
観光産業における様々なポジティブ・ネガティブな影響について、経済・社会・環境に与える影響に分類し、さらにその中で各項目にどのような影響を与えうるのかをグループワークで考えました。例えば、経済面での良い影響には仕事・雇用の創出がある一方、観光関係以外の産業との収入格差や収入が観光に依存してしまうことがネガティブ要素として考えられます。このように、様々な側面について知っておくことでデメリットへの対策やメリットの促進施策を考えられるようになることを目指します。

このように、宮崎国際大学国際教養学部のホスピタリティ・観光マネジメントコースでは、将来観光産業や関連企業に就職したい方に向けた授業を行っています。

この授業は英語で行われますが、教員との距離も近いので分からないこともすぐに質問ができます。英語を使ってコンテンツ学習を行うので、観光について学びながら英語4技能も同時にスキルアップすることができます。