令和6年1月31日(水)、国際協力機構(JICA)の研修業務課兼市民参加協力課の尾形　庸次氏をお迎えし、「世界を舞台に働くとは　国際社会における開発・連携に迫る！」と題して講演が行われました。

冒頭では、「JICAプロジェクト」についてご説明いただきました。
JICAのVision&Missionである「人間の安全保障」と「質の高い成長」で「信頼で世界をつなぐ」を目的に、年間1兆円超の事業や約150の国・地域へ協力事業を行っていることを、具体的な幾つかの例を挙げてお話されました。

SDGsとの関係性についても触れられ、JICAはSDGsのうち、10の開発目標に取り組まれているとのことでした。
各国との協力・連携や支援などでJICAが志していることがあり、それは「1カ国1カ国、オーダーメードの協力」。
昨年2月に起こったトルコ・シリア地震では「どこよりも早くJICAが支援を行った」と尾形さんは話されました。

当日聴講した約50人の学生や教職員は、JICAによる国際的な人道的活動について、熱心にメモを取ったり真剣な表情で尾形さんの話を聞いていました。

今回の講演会は、大学院の授業の一環である「交流セミナー」と学長招待講演会との共同開催で、初の試みでした。このような講演会は、これからも定期的に開催される予定となっており、学生の好奇心や探究心を育んでいきます。