宮崎国際大学では、学生たちの自主的課題解決の取り組みを支援するチャレンジプロジェクトを行っており、今年度3年目を迎えます。3グループが厳しい審査を通過し、正式に始動しました。その中の1つ、国際教養学部11名で構成される「ピア・サポートプロジェクト」の7月の報告を代表の横山陣さん(国際教養学部4年)がしてくれました。
チャレンジプロジェクト(ピア・サポートプロジェクト)7月活動報告
横山陣(国際教養学部4年)
学生による学生の為のサポートプロジェクトでピアサポートとは、学生同士「支えあう」という意味があります。学生同士のタテとヨコの関係(先輩後輩、学年・学部を横断したつながり)が希薄なことで、本来学生同士で解決できる悩みや課題が見逃されてしまっていることを危惧し立ち上げました。すでに取り組んだプロジェクトと今後の予定をご紹介します。
1. 6/14(金) 「教員採用試験合格祈願寄せ書きコーナー」を設置
目的:教員採用試験を受ける4年生の応援するのはもちろんのこと、大学全体で彼らを応援する雰囲気作りの為。
目標:学生全体を巻き込み、自由に応援メッセージを書いてもらう。そして、教採を受験する4年生のモチベーションを上げること。
結果:1週間も経たずに、たくさんの応援メッセージで模造紙は埋め尽くされました。教採を受ける4年生からもたくさんの感謝の言葉をもらいました。
コメント:4年生の木田朋花さんの書いた「教員採用試験合格祈願」の毛筆の文字がたくさんの目を惹いたと思います。学生全体を巻き込み、良い雰囲気を作っていく面白いイベントになりました。
※8/30(金)まで掲示されます。
2. 6/24(月) 「第1回英会話ボードゲーム大会」
目的:英語力の向上と学生交流の促進。
目標:英語でボードゲームを行い、楽しくより実践的な英語力を体験すること。
結果:ボードゲームを通じて英語でのカジュアルなコミュニケーションが生まれました。また、学年を超えた新しい交流も生まれました。
コメント:初開催のボードゲーム大会でしたが、終始笑いの絶えない楽しい時間でした。しかしながら、英語に長けた人が英語を話し、逆に苦手な人は聞き役に徹することが多かったように感じます。カジュアルで実践的な英語力は学生にとって逆にハードルが高かったのかもしれないと思いました。英語力の向上という点では課題が残りましたが、学生同士の新しい交流は生まれたので、今後に生かしていきたいと思います。
3.7/9(火) 「第2回英会話ボードゲーム大会」
目的:英語力の向上と学生同士の交流の促進。
目標:楽しく英語を使い、カジュアルな英語を身近なものにすること。
結果:留学生の参加者がとても多く、活発な英語が飛び交いました。メンバーが積極的に質問を投げかけることで、学生が英語を話す機会を増やすことができました。
コメント:今回は留学生が多くとても賑やかな回になりました。ボードゲームも少し難易度を上げたものを用意し、みんなが楽しめる内容となりました。会話のきっかけになるよう「質問リスト」を作成するなど各メンバーの工夫も見られ、大盛況の第2回英会話ボードゲームでした。
4.今後の予定について
①1泊2日青島レクレーション(10/5,6)
第1回、第2回英会話ボードゲームでのアンケート調査の結果、1泊2日の青島レクレーションを行ってみたいという学生の意見がありました。後期が始まる前に行うことで、長期休みの後でも学生がスムーズに学業参加できると思い計画しています。
②TOEIC勉強会
TOEICの点数をどのように上げるか、英語力だけではなくモチベーションの面でも学生をサポートしていく予定です。
③体育系のイベント
秋に学年学部を超えた体を動かすイベントを計画予定です。