2024.08.16

学生プロジェクト

JEMUN報告vol.1

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7月13日から3日間、近畿大学で行われたJEMUN(Japanese English Model United Nation)に本学の学生7名が参加しました。JEMUN(日本英語模擬国連大会)は、国連を模して参加者が加盟国を代表する立場として参加し、諸問題を議論しながらよりよい解決策を探る英語教育・国際教育を目的としたプログラムです。このプログラムを通して、フォーマルな英語の使用、国際情勢、各国の立場での主張、交渉・妥協することなどを学びます。(近畿大学HPより引用) https://www.kindai.ac.jp/international-studies/research-and-education/pickup/jemun/
本年度は、22大学と19高校から357名が参加しました。

本学国際教養学部から、椎 阿巳瑠さん(4年)、Kyle Andre Castaneda Galveさん(3年)、西村 綾乃さん(2年)、桂原 大和さん(2年)、長谷川 和輝さん(2年)、今村 萌花さん(2年)、伊地知 希桂さん(2年)が参加しました。

インタビューの模様を3回に渡りご紹介します。英語が好きな方、他大学の方々と交流してみたい方にとってはとても興味深い、有益な情報満載です。ぜひご覧ください。初回は、模擬国連クラブ部長の椎 阿巳瑠さん(国際教養学部4年)とKyle Andre Castaneda Galveさん(同3年)のインタビューです。

JEMUN報告

                                    椎 阿巳瑠(国際教養学部4年)

1. 活動時間について

基本的にクラブとしての活動時間は、1時間半のミーティングを週1回行なっていました。

2.  どんな準備をして臨んだのか

模擬国連への参加に際し、クウェートのDelegateとして幾つかの準備を行いました。まず初めに行なったのは、国の概況(政治、国益、経済、社会、人口動態etc…)についてのリサーチと自身が扱うトピックのリサーチです。これらを個別ながらも同時進行で進めていき、国とトピックに関しての知識を深めていきました。その後は、そこから得た情報を踏まえ国とトピックを結びつけたリサーチを模擬国連の開催直前まで行っていきました。そして、それらを基にPosition Paperと言われる(各国代表が自国の立場や政策を明確にするために提出する文書)の作成をし、担当国のPresentationを作成しました。最終的には、クウェート代表として模擬国連で振る舞えるよう意識し、国とトピック双方の理解を可能な限り深めました。

3.JEMUNではどんな役割を担ったのか

模擬国連ではクウェートのDelegateとして3日間参加し、決議案の作成を行いました。まず初めに、クウェートの代表として、トピックに対しての国の現状、立場、課題そして決議案で通したい政策案について各国代表に向けて述べました。また同じように他国の代表も国の見解を表明し、そこから議論がスタートしました。そして最終日まで、決議案作成に向け議論を交わし、自国の国益も堅持しつつ他国との交渉を行うなどして、実現性と包括性を持った政策の立案を行い、決議案を作成しました。

4.JEMUNで大変だったこと

リサーチと国の代表者になりきることです。まずリサーチに関しては、限られた情報の中で継続的に行わなければならなかったため、時間と体力の勝負でした。特に、トピックについての国の情報が限られていたため、トピックに関する国の国内外の政策、現状、国際機関からの出版物、論文など幅広いリソースを使い包括的なリサーチを行わなければならず、非常に大変でした。次に国の代表者になりきるということが大変でした。模擬国連という場では、単にトピックに関する自分の意見は相応しくなく、担当国の立場に立ち、国益を理解し、国が何を国際社会に訴えたいかを理解した上で、意見を言うことが求められます。つまり担当国に対しての広く深い理解が重要であり、この点を意識して会場で振る舞うことが非常に大変でした。

 

5.嬉しかったこと

前回の模擬国連よりも積極的に議論に参加でき、自分自身の成長を感じれたことです。思い返すと、昨年が初めての模擬国連で、準備時間も少なく地に足がついてない状態での参加でした。実際に会場に行くと、雰囲気とその熱量に圧倒され、国際大から出ないと経験できなかった、屈辱感ややり切れなさなどでいっぱいでした。しかし、それらを踏まえ今回は入念に準備を行い本番に臨みました。その結果もあってか、今回の模擬国連では積極的に議論に参加でき、リーダーシップも発揮でき、決議案作成に尽力できました。実際にこの3日間で自身の成長を大きく感じ、また新たな課題も見つけることができたのが最大の喜びです。

JEMUN報告

                            Kyle Andre Castaneda Galve(国際教養学部3年)

1. About activity time (e.g. how many hours per week you are active) 

I was active for about 1.5 hours per week during our meeting time with members to prepare for JEMUN.
JEMUNの準備のため、メンバーとのミーティングの時間に週1.5時間ほど活動しました。

2.  What preparations did you make?

The members and I prepared by answering questions from the JEMUN website, discussing our ideas, and researching each of our countries. For me, I researched thoroughly about Rwanda’s policies and issues.
メンバーとJEMUNのウェブサイトにある質問に答えたり、自分たちの考えを話し合ったり、それぞれの国について調べたりして準備をしました。私は、ルワンダの政策や問題について徹底的に調べました。

3.What role did you play at JEMUN?

I participated as a delegate representing Rwanda, helping in drafting resolutions and collaborating with delegates from other countries.
私はルワンダ代表として参加し、決議案の作成を手伝ったり、他の国の代表と協力したりしました。

4.What were the difficulties and joys of JEMUN?

There was not much difficulty for me. It was easy to find agreement among different delegates because everyone was kind and accepting of each other’s opinions. It was rewarding to work together and make good resolutions for our countries.
みんなが親切で、互いの意見を受け入れてくれたからだ。それほど難しいことはなかった。協力し合い、お互いの国のために良い決議をすることは、やりがいがありました。

 

椎さん、Galveさん、貴重なお話をありがとうございました。事前のリサーチ、準備をしっかりとされたからこその大きな成果だったのだと思います。この経験を糧に今後も学業に学内の活動に頑張ってください。

本学インスタグラムに各学生のインタビューも投稿していますので是非ご覧ください。宮崎国際大学(@mic_miyazaki)

JEMUNのインスタグラムアカウントには、本学学生のインタビューも掲載されています。是非そちらもご覧ください。
JEMUN(MIU学生インタビュー)

宮崎国際大学 模擬国連クラブの活動内容をもっとお知りになりたい方はこちらです。
宮崎国際大学模擬国連クラブ(@miu._mun._)

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