学生教職支援センター長 有嶋 誠
10月5日(土)9時より、宮崎国際大学において「第1回忍ヶ丘保育者塾」を開講しました。この忍ケ丘保育者塾は、将来の保育者(保育教諭)を目指す学生にとって、教育学部が保育者養成カリキュラムとしての講義・演習には含まれない実践的な講話・演習を教授するために企画したもので、今年度は合計6回(12講義)実施する予定です(別紙)。この塾を通して、学生は保育教諭として、「大学における保育者養成カリキュラムによる学び」と「忍ケ丘保育者塾による実践的な知見・技能」を身につけて卒業してくれるものと考えています。ご存じのように、県内の教職課程大学では、県教育委員会が企画・実施している「ひなた教師塾」が開講されています。従って、本塾は、さしずめ、幼児教育における「ひなた教師塾」と命名したいところですが、学校教育のスタートである幼児教育であることに鑑み、清武町の忍ケ丘に生家がある安井息軒先生の「三計塾」の熟記を参考に「忍ケ丘保育者塾」と命名しています。
第1回保育者塾では、本県子ども政策局子ども政策課「北村義人先生」に「本県における幼児教育の現状と保育教諭育成指標」を、また本学教育学部「山下愛実先生」に「子ども政策の最新動向」について講演して頂きました。本学の学生の皆さんにとって、県内で初めて実施された幼児教育に関する講演で、幼児教育に関する新たな知見・情報を得ることができたものと思います。