2021.08.25

お知らせ

令和2年度の本学部学生の卒業論文が日本生物教育学会誌に掲載されました!!

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令和2年度の卒業生「岩本夏実さんの卒業論文」が日本生物教育学会誌に掲載されました。

『保育者の動物に対する敬称使用の実態とそのねらい ―なぜ、保育者は動物に「さん」を付けて呼ぶのか?―』著者:岩本夏実、田川一希

要 約

保育者が、幼児と動物との関わりを支援する際の特徴的な言葉かけとして、動物に対して「さん」「くん」「ちゃん」といった敬称を付けて呼ぶ表現(敬称表現)が挙げられる。保育者83名に対する質問紙調査の結果、幼児と8種類の動物との3種類の関わりの場面について、敬称表現が用いられる場合は60.5%であった。幼児が動物と仲良く遊んでいる場面、動物をいじめている場面では、幼児が動物の生態に興味を持っている場面と比較して、敬称表現が用いられる頻度が高かった。敬称表現の使用のねらいについて、保育者は、幼児の生命尊重や親しみの感情、思いやりの気持ちの育ちを意識していた。

本当に、おめでとうございます!

*日本生物教育学会誌(http://sbsej.jp/publish/)は、一般社団法人日本生物教育学会が発行する専門誌です。本会は1947年に日本生物教育研究会として発足し、その後1955年に日本生物教育学会と名称変更していますが、わが国の生物教育の向上と発展を目指して活動を続けてきた歴史ある学会です。

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