令和7年6月9日(月)、教育学部の「忍ケ丘教養Ⅱ」の授業を見学しました。
忍ヶ丘教養Ⅱは、地域・国際社会における教育の理解と教育者としてのキャリア形成をテーマとしています。その中で、地域の教育の現状を踏まえ、教育課題とその解決への取り組みについて正しく認識し、多面的に考えることができるようになることを目標としています。全15回の講義は、様々な分野の専門家を招いて行われます。今回は、「教員になって、見たこともない景色に出会い、見たこともない自分に出会う~海外での日本人教育~」と題して、本学の杉田康之特任講師が教諭時代の在ナイジェリア大使館附属ラゴス日本人学校、校長として赴任した蘇州日本人学校について在外教育施設の経験を語りました。ご自身の体験談をふまえながら、時に面白おかしく熱弁され、学生から笑いが起こる楽しい授業でした。
授業では、駐在中に取得した工芸品などの披露もありました。また、小学校で1年から6年まで全学年を担任したことやスポーツ少年団の監督、教育行政の経験なども語られ、教員になった後の自分のキャリアアップについて思いを巡らせているようでした。