教育実習を終えた3年生が後輩へ
―学びのバトンをつなぐ「教育実習事後指導」
宮崎国際大学教育学部では、教育実習を終えた3年生が、自身の学びを後輩に伝える「教育実習報告会」を開催しました。本年度は幼保小連携の視点を踏まえ、幼稚園実習と小学校実習の合同発表会として実施しました。
発表では、実際の授業づくりの工夫や子どもとの関わり方、失敗から学んだことなど、現場で得たリアルな経験が語られました。後輩の学生たちは真剣に耳を傾け、メモを取りながら多くの質問を交わしていました。教育実習は、教員免許取得のための必修科目であると同時に、教育学部の学生にとって「教師になる自覚」を深める大切な機会です。実習を終えた学生たちは、子どもたちとの出会いの中で教育の奥深さと責任を実感し、完全燃焼の表情で後輩たちに学びを共有していました。
本学では、こうした学びの循環と実践的な指導力の育成を通じて、未来の教育を担う教員を育てています。

