山下 愛実
Megumi Yamashita
研究テーマ
保育現場における生命性を基軸とした「子ども理解」の探究
- 研究の概要
- 「子ども理解」は保育の出発点に位置付けられています。保育者が子どもという存在をどのように捉えるのかは、保育者としてどのように子どもに関わるのかに影響し、子どもの育ちの様相にも関係します。そこで、子どもが本来もつ生命性を感受することによる「子ども理解」を検討することを課題としています。
- 保育現場に実際に足を運び、参与観察を行い、子どもたちと保育者による園生活を記録していきます。そこで得られたデータをもとに、保育現場における生命性を基軸とした「子ども理解」を探究していきます。
発表論文
- 山下愛実(2019)幼稚園の一斉保育場面で子どもたちが創り出す「あいま」の意味
―ウェンガーの「非公式の」実践共同体概念を手がかりとして―.質的心理学研究18, 26-40 - 山下愛実(2022)新人保育者の新たな実践の創出プロセスにみる“パートナーシップに基づく子ども理解”
―「学びほぐし」を分析枠組みとして― .保育学研究60(2), 45-56
プロフィール
- 教育学部
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山下 愛実
Megumi Yamashita
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学位 分野・取得大学
博士(お茶の水女子大学)
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教授分野
保育原理、忍ヶ丘教養、保育実践演習、保育実習指導1、保育者論、保育内容指導法「人間関係」