2023.03.13

お知らせ

令和4年度 第26回 卒業証書・学位記授与式を挙行しました。

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令和5年3月9日(木)に、「第26回 卒業証書・学位記授与式」を挙行しました。国際教養学部88名、教育学部47名が卒業しました。

(学長式辞より一部抜粋)

本日、皆さんへお渡しする卒業証書は、皆さんを社会に出してもやっていけることを証明する証書です。ともすれば、人生での勉強は、小中高、そして 大学で終わりと思われる方もいるかもしれません。大学で学んだ主体的・能動的学習法は 社会で自らが勉強する方法や姿勢を教えたものであり、批判的思考力は、社会の中で客観的に正しく判断し決定する能力を教えたものです。これらは、社会に出ても継続しなければ 意味をなしません。どのような職場でも、ぜひ勉強をつづけ、学びの精神を維持し続けてください。
そして、挑戦こそ、あなた達に与えられた特権だと思って、ぜひ健康でがんばってください。
本日は誠におめでとうございます。

学長式辞全文はコチラから(PDF)>

(理事長祝辞より一部抜粋)

ダイバーシティの中で生きていくためには、学びの継続は不可欠です。本学のグローバルキャンパスの中で、自分の常識が常識ではない瞬間に遭遇した学生さんは多いのではないかと思います。人を理解し、時代を理解し、豊かな社会への貢献を目指すには、生涯学び続けることは不可欠です。どうぞ、本学の学びを土台として、さらに、研鑽を積んでいってください。
私は、本学卒業生が語ってくださった次の言葉がいつも心に残っています。
「見たことのない景色を見て、見たことのない自分に出会う」
この言葉には、見たことのない景色を見てみたいと思う前向きな心、新たな自分に出会ってみたいと思う希望の心が記されていると思います。いよいよ新たな世界への出発です。見たことのない景色を見て、希望にあふれた見たことのないご自分に出会っていかれることを願います。

理事長祝辞全文はコチラから(PDF)>

各学部の代表1名に卒業証書・学位記を授与しました。

続いて、在学生代表が送辞、卒業生代表が答辞を述べました。

(送辞より一部抜粋)

私が先輩方と過ごした日々は一つ一つがどれも大切な思い出となっています。私が入学した頃、新型コロナウイルス感染症の影響により先輩方と関わる機会がありませんでした。入学して間もない頃、何もわからない中、先輩方は優しく声をかけていただき、様々なことをサポートしてくださいました。学業のことで私が悩んでいた時は、そっと寄り添ってくださり、「悩んだときは気軽に話してね。いつでも相談にのるよ」と優しく声をかけていただいたりしました。学友会の活動でも先輩方が率先して行動し、様々なアイデアで来場者を精一杯楽しませておられた姿に感動したことを覚えています。誰かのために努力する姿、そして自分たちも楽しむことを忘れない、メリハリある行動を私は手本としていました。

先輩方に私からエールを送らせていただきます。「チェスト、先輩。キバレ」という言葉です。これは私の出身である鹿児島県の方言です。この言葉は、「先輩方、 気合を入れて頑張ってください。」という意味です。しかし、精いっぱい努力してもどうにもならないときはしばらく歩みを止めて休んでください。心も体もリフレッシュしたら、また一歩ずつ前に進み続けてください。そして、 「絶対に負けない。」と強い気持ちを持ち続けてください。強い気持ちを持ち続けることで、 いつかはことを成し遂げていかれると信じています。この宮崎国際大学で培 ってきた4 年間の思い出や友人、家族、私たち後輩、お世話になった教職員の皆様の思いが原動力となり、先輩方の背中を押し、道を切り開いてくれることでしょう。私たち在学生は、宮崎国際大学での素敵な、大切な先輩方に出逢えたことに心から感謝していつまでも応援しています。

(答辞より一部抜粋)

4年前の春、私たちは晴れて、この宮崎国際大学に入学しました。4年間を振り返りますと、宮崎国際大学に入学してから今日まで、大学生活は瞬く間に過ぎていったような気がします。 私たちの代は、入学して1年後に新型コロナウイルス感染拡大に見舞われました。そのため数ヶ月の間、対面での授業が受けられず、先生や友人と会うことのできない生活を強いられました。そんな中パソコンの画面を見つめ一人自分の部屋で受講するオンライン授業は、戸惑いや不安でいっぱいだったことを覚えています。このような経験をしたことで普段の生活がいかに尊いものであるかということを考えさせられました。

そんな先の見えない大学生活の中で、自分の将来の夢について思い惑うようになりました。そんな私に「教師になる」という意思を固めるきっかけとなったのが教育実習です。教育実習では、教員という職業の魅力だけではなく、使命感や責任感までも実感することができました。教育実習で行った研究授業では満足できる結果が得られず、涙を流しました。そのとき、目の前にいる児童と真剣に向き合いながら授業を作っていくということがいかに重要であるかということに気づくとともに、自身の知識不足や実力不足に悔しい思いをしました。この経験があったからこそ悔しさを糧に夢に向かって直向きに努力し続けることができました。
直向きに努力し続けられたのは、自分の力不足を克服したいという思いがあったからだけではありません。時に厳しく、時に温かくご指導いただいた先生方のお力添えがあったからであり、また、多くの仲間の支えがあったからだと思います。これまでを振り返るたびに、決して一人ではなし遂げることができなかったと心から思います。今ここにいるみんなと助け合い、励まし合い、時にぶつかり合いながら、積み重ねてきた日々をこれからも忘れることはないでしょう。このような同じ志を持った仲間との学び合いや、決して諦めずに努力し続けることの大切さは、これからの教師としての人生に必ず役立つことと思います。私たちを支えてくださった先生方や仲間には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
「人生で経験した全ての逆境、トラブル、障害が私を強くしてくれた。」
これは心が折れることなく創意意欲を保ち、粘り強く努力を続けて成功したウォルト・ディズニーの言葉です。この言葉があったからこそ今の私があります。後輩の皆さんは、大学生活の中でたくさんの困難が待ち受けていると思います。その困難が自分を強くする価値あるものであると言うことを忘れないでください。

これから社会の荒波の中を進んでいく私たちには、様々な困難が待ち受けていると思います。そんな時、宮崎国際大学で身につけた知識や経験を活かし、困難に直面しても決してくじけることなく上司や先輩の皆様のアドバイスに耳を傾け、大きくたくましく成長していきたいと思います。

全体での式の後は各学部に分かれ、学位記授与、各種表彰を行いました。

皆様、ご卒業おめでとうございます。皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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