平成29年度FD活動

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はじめに

 教育学部は、平成25年度に学部設置申請を行い、平成25年12月には学部設置が、また2月には小学校、幼稚園の教職課程及び保育士養成課程の設置が認められ、平成26年4月に無事スタートを切ることができました。平成29年度・今年度は完成年度となり初めての卒業生を送り出すことができました。
 FD(Faculty Development)活動は、教育学部教育の維持・改善・向上させるためには必須であることから、平成26年度のスタート時に、まずFD委員会を設置し、ここで教育学部FD活動をどのように行うかを検討し、①FD委員会を定期的開催し、不断の教育改善に資する議論・活動を行うこと、②学生による授業評価及び授業評価に伴う指摘点・改善点を教員による授業点検シートとしてFD委員会委員長・教育学部長へ提出すること、③FD研修会を定期的に開催し、教育改善に関連することなどを紹介・議論すること、④これらのFDの組織的な活動を本学ホームページにアップすることなどにより、学生・教職員に周知し、同時に教育学部の教育の改善・向上を社会に向けて発信していくことなどを決定しました。また、今後、教育改善について、FD委員会を中心に推進しますが、他大学で実践されている教育改善の取組みや文部科学省中央教育審議会答申などの動向も注視・議論しながら、教育学部におけるP(Plan)・D(Do)・C(Check)・A(Action)によるサイクルによる組織的な教育改善を図りつつ、最終的に学生全員が教員採用試験等に合格することを目標に活動することを確認しました。
 平成26年度教育学部の設置後、今年度は完成年度であることから、FD活動の総決算を行う予定でしたが、後期の学生による授業評価アンケートがシステムのデータベースの不具合のため、回収できませんでした。また、教員相互の授業参観も当初に比べ、平成28年度頃より参観数が激減し、平成29年度後期には報告が1件のみとなりました。このように、教育学部のFD活動のP(Plan)・D(Do)・C(Check)・A(Action)によるサイクルが一部うまく機能しなくなるなどの反省点も見られました。これらのことは次年度以降に検討することとし、平成29年度のFD活動として、①~④及び教員のベストティーチャー賞、学長賞や教育学FD活動の学生へのフィードバック状況などを取りまとめ、以下に公表することとしました。

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